よく見ると実は屋根の長さやピラーの角度などは大きく変えられているが、ぱっと見るとほとんど変わらないイメージに仕上がってるスズキ新型「ハスラー」は、初代がデザインも含めて市場から大きな支持を得ていたので、その部分はストレートに引き継ぐことは開発当初からあり、キープコンセプトのエクステリアデザインで登場したモデル。
なぜキープコンセプトという戦略を取ったのか。そこが知りたくて今回は徹底調査。
- キープコンセプトプラスSUV
- 開発時の市場調査で明らかになったこと
- ハスラーが表現したかったこと
- ジムニーのエッセンスは?
- ウインカーの位置がジムニーと同じなのは?
- 鉄板の厚みが感じられる新型ハスラー
- 会社概要
- 私たちの試行錯誤と思い
- お客様の評価を確認
- あなたは本体値引き派それとも支払総額派?
- 「どうしようか?」が「よかった!」に変わる・軽の新車.com
キープコンセプトプラスSUV
まずはここまでキープコンセプトにした理由を探った。スズキ 四輪技術本部 四輪デザイン部は、「先代ハスラーが斬新なデザインをメインにマーケットから大きく支持されていたことははっきりしていましたので、その部分はきちんと引き継ぐことは開発当初からありました」と、開発当初からエクステリアデザインはキープコンセプト路線を取っていたことを明かす。
開発時の市場調査で明らかになったこと
開発の際に改めてさまざまな市場調査が行なわれ、今はアウトドアの世界が、先代ハスラーのデザイン開発をしていた時よりも、より深く一般的に浸透して日常化しており、そのころとは雰囲気が違うぞということに気付いて、そういったところをデザインに織り込むことにより、SUV度を高めたとのこと。
具体的には、先代よりもスクエア(正面から見てピラーを起こした)にしてボンネットも水平にし、バックドアを立ててルーフも長くしている。その結果、新型ハスラーはシックスライトになり、スクエアでタフなデザインになった。
ハスラーが表現したかったこと
アウトドア用品がより市場に浸透したというが、これはアウトドアレジャーで使われるものが街なかでも使われるようになってきていることを指していて、それをハスラーでも表現したかった。
普段使っているアウトドア用品が、“なんちゃって”ではなく結構本格的なものでしたので、やはり本格的な感じのものの方が今の時代に合っているのではないかと考え新型ハスラーに吹き込んだ。
ジムニーのエッセンスは?
スズキには本格的なSUVの「ジムニー」が存在する。そこでジムニーのデザインを取り入れることは考えなかったのか?
ハスラーのデザインを開発している時に、隣でジムニーも進んでいたので、当然エッセンスは入っている。スクエアなデザインや水平基調のボンネットなど、プロポーション的なところはそう。しかし、ジムニーの場合は雰囲気だけではなく機能性を極めるというコンセプトなので、考え方が違う。とのこと。
ジムニーがフルモデルチェンジして、よりハードなクロカン方向に行ったこともあり、ハスラーは楽しさやワクワクもある一方で、週末にこのクルマがあればアウトドアが楽しめる、一方で実用性や使い勝手はおろそかにしないでSUVテイストを増したのが新型ハスラーの特徴と言える。
ウインカーの位置がジムニーと同じなのは?
ジムニーではヘッドライトの外側にウインカーが配置されている。これは、悪路などでフロントサイドを傷つけてしまった際、ウインカーよりもヘッドライトの方が破損しにくいような位置にしている。
それはウインカーが破損しても、夜の悪路などから帰って来ることができるが、ヘッドライトを破損すると帰れなくなる恐れに対しての対策の一つとのこと。
鉄板の厚みが感じられる新型ハスラー
軽自動車サイズで四角いクルマにすると、どうしても面が平べったくなり弱く見えてしまいがち。
そこでちょっとこだわって、先代ハスラーよりも丈夫で頑丈に見えるようにしました。例えばガソリン携行缶のような強さが出せないかとモデラーと一緒に話をして、普通はクルマの鉄板は薄いが、2mmぐらい板厚がある鉄板を曲げたような形に見えるようにしている。それは、例えばショルダー部分やその下の部分の丸さ加減などで厚い板を曲げたような表現を行ない、頑丈な感じを醸し出している。
会社概要
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