スズキ「ハスラー」の内装インテリアは3つのゾーニングを行なったインパネが特徴的です。
助手席側から収納、モニター、メーターと分けられ、ほぼ同じような形が反復されています。これまで見たことないデザインがどのようにして採用されたのかを今日は深堀りしてみます。
- かなり尖ったインテリア
- シンプルだからこそ難しい
- ドアまわりのカラーコーディネート
- 機能性は高く、遊び心は豊富に
- ハスラー、よくある質問
- 会社概要
- お客様の評価を確認
- あなたは本体値引き派それとも支払総額派?
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かなり尖ったインテリア
インテリアは先代の造形カラーパネルをそのまま踏襲せずに一新しています。
アウトドア用品が持つタフさや力強さ、機能性をうまくデザインのモチーフに使い、他のクルマとは一線を画すインテリアに仕上がっています。
アウトドア用品が持つポイントがタフさとプロテクト感をスタイリングのモチーフの柱に据えて、インパネにはメーター、ナビ、収納と大きく3つの機能をバランス良くゾーニングしてそれぞれをプロテクトしているところがハスラー最大の特徴です。それをバラバラにしてしまうと煩雑になってしまうので、しっかり上下2本のバーで貫いて挟み込んでいます。
シンプルだからこそ難しい
3つのゾーニングをプロテクトして見せるというアイデアは非常に面白く、テーマとしてはシンプルなのですが、よく見るとこの3つの形は同じようで実は少しずつ大きさや形が違っています。メーターは下側が違いますし、収納側はリッドとして開くのでよく見ると形が違っています。
しかし、なるべく同じように見せるような調整や、さらにこの3つを配置したうえで縦のベンチレーションを4つきれいに並べて見せ、そのうえでそれらを挟み込むように2本のパイプを通して見せたいというレイアウトになっています。
ドアまわりのカラーコーディネート
ハスラーといえば色で遊べる、色の楽しさがアピールできる車種ですから、内装もインパネだけではなく、いろいろなところに色が散りばめてデザインされています。
そのほかにもインパネのカラーのパーツとドアトリムのカラーのパーツは、よく見るとハスラーの“H”もモチーフにしています。また、シートのアクセント材とシフトコンソールのカップホルダーあたりの色はすべて統一してコーディネートしています。
このように、ワクワクしてほしいとか遊び心を感じてほしいというのがハスラーのポイントになっています。
機能性は高く、遊び心は豊富に
どうしてもこのデザインを見ると、奇抜な形や見たことがないというインパクトの方に目がいってしまいがちです。しかし、機能性やユーティリティで、日常で便利に使ってほしいとユーティリティにはすごくこだわっています。例えばアッパーボックスはテーブルになりますが、容量も先代よりかなりアップさせており、テーブルとしてもしっかりと使えます。隣のカップホルダーは引き出し式にして、必要に応じて簡単な食事もできるように追求しています。
運転席の右側前方にあるカップホルダー
一方、運転席のカップホルダーは、運転中にスマホを置きたい時や、ポケットとしても使いやすいので据置式を採用しています。
カップホルダーにはスリットを入れており、例えばG-SHOCKなどをここを通して時計を置いたり、カラビナなどをひっかけたりと、そういうちょっとしたユーザーの工夫で自由に使えるようにさり気なくデザインを施してあります!
シートまわりでは、先代はベンチシートでしたが、今回は廃止されています。その代わりにセンター部分のユーティリティを高めて、紙パックまで対応できるカップホルダーを、運転席と助手席の両方から使える位置に置いたり、トレーを置いて、用品でいろいろなモノをセットできるパックも用意し、実用的な部分を追求しています。
ハスラー、よくある質問
Q1:ハスラーの室内空間のポイントは?
A:2020年新春に登場した現行型ハスラーでは、新世代のプラットフォーム「ハーテクト」を採用し、先代モデルよりもホイールベースを35mm拡大し、後席の足元空間を確保しています。また前席の左右乗員間距離も30mm 拡大し、ゆとりある広い室内空間を実現しています。
Q2:ハスラーのグレードごとの内装の特徴は?
A:ハスラーには「HYBRID G」「HYBRID Gターボ」「HYBRID X」「HYBRID Xターボ」の4種類のグレードがありますが、グレード間での内装の差はほとんどありません。「タフで機能的」、加えて「遊び心」を刺激することをコンセプトにしたハスラーの内装はブラックを基調としたインテリアで、インパネやシートに印象的なアクセントカラーをあしらったものとなっています。
Q3:ハスラーの荷室の使い勝手は?
A:ハスラーではリヤシートの背面と荷室、ラゲッジアンダーボックスに水濡れや汚れに強くお手入れのしやすい防汚タイプの素材を使用し、アウトドアなどで汚れた荷物も気にせずに積み込めるように工夫されています。
ラゲッジアンダーボックスは丸洗いも可能。さらにリヤシートには分割可倒式シートを採用し、荷物の量や大きさに合わせて荷室が拡大できるようになっています。
会社概要
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