売れ筋トップクラスの軽自動車に3つの死角、それでも買いますか?

ダイハツ・タントをはじめとするホンダ・N-BOX、スズキ・スペーシア、日産・デイズルークスなど、最新のスーパートールタイプの背が高い軽自動車は走行性能や先進運転支援機能など最先端の技術が搭載されています。

加えて衝突安全性能は日々進化しています。

ちょっと待って、背が高いタイプの軽自動車に死角はないのでしょうか? 今日はデメリットを改めて解説します。

高い価格

支払総額200万円に近い高価格帯にもかかわらず、N-BOXやスペーシア、タントは販売台数の上位を占めています。

コンパクトカーの価格と遜色ないために、維持費が安いと言われている軽自動車でも、その高さに、購入して良いものか躊躇してしまいます。

スーパートールタイプ軽自動車には、子育て世代や2世帯世帯の高齢者の乗り降りのしやすさなど、使い方によって、高価格に見合うメリットがあることも事実です。

大開口スライドドアのキシミやガタつき

両側スライドドアの場合、特徴的なデメリットも少なからず存在します。

それは年数が重ねるごとに発生する大開口スライドドアまわりから小さくそして長らく発生するキシミ音、ガタつき異音です。

新車から数年ぐらいでは気にならないレベルですが、年数や距離を経て乗っているうちに、ヒンジ式ドアではほとんど発生することがないスライドドア内側のラバー噛み込みによる開閉作動による故障など、スライドドア特有の問題が発生する可能性があります。

これは、ミニバンを含む全スライドドア車に言えることでもありますので、パワースライドドアの場合、手動スライドドアに比べて修理費がかさむことも事実です。

横風による影響

全高がN-BOXで1790mm、スペーシアで1800mm、タントで1755mmもありますので、一般の軽自動車と比べて都市高や高速道路では横風に不安を感じる場合が多くなります。

その原因は、全幅が軽自動車の規格で1475mmに制限され、タイヤも細いため、高速走行時に強い横風の影響を受けやすいのです。

ハッチバックタイプ軽自動車(アルトの全高1500mm)が不安なく走れても、スーパートールタイプの軽自動車(売れ筋トップのNBOX・スペーシア・タントはすべてこのタイプです)になると直進を維持するのに気をつかうシーンや、スピードが80キロ近く出てくると、カーブのときも、不安がよぎることがあります。

もっとも、速度を落とせば大丈夫です。横風による安定性も設計基準のなかに速度制限によって折り込まれているからです。

まとめ

デメリットがあるにもかかわらず、N-BOXやスペーシア、タントは販売上位を独占する売れ行きです。

そもそも横風の強い日は速度を落とせばそれほど問題ではなく、燃費性能にしてもムーヴやワゴンRなどトールタイプ軽ワゴンと比較して多少悪い程度です。

また全高の高さによる立体駐車場の入庫容易性にしても、立体駐車場などほとんど利用しない人には関係ありません。

加えて大開口スライドドアまわりからのトラブルも、乗り方や所有年数によってはこれまた気にならないデメリットとなりえます。

さすがに価格だけは絶対的なものですから、車両本体価格の予算150万円ならN-BOXはあきらめるしかありません。

スーパートールタイプワゴンは軽自動車販売台数で1位 N-BOX、2位デイズ、3位タント、4位スペーシアと、ベスト4を占めています。

多少のデメリットがあったとしても、その勢いは止められそうにありません。

アクトジャパンでは、N-BOX・デイズ・タント・スペーシアそれぞれの長所、短所に加えて第三者として公平に判断したコスパ、使い勝手の良し悪しなどを、お客様の未来のライフスタイルを考慮し、それにフィットするクルマ選びのアドバイスを行っています。

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